ライター / 企画

カノ シオリ

私の旅のはじまりは、1人のモンゴル人留学生との出会いでした。 彼女が言ってくれた「いつかモンゴルに来てね」の言葉で、私の人生はいつの間にかモンゴル尽くし。 留学も仕事も起業も研究も、すべてがチンギス・ハーンの国に繋がり、いつしか「オマエは半分モンゴル人だ」と言ってもらえるようになりました。

遊牧民にルーツがある彼らは、逞しくてしなやかなで、とにかく自由。 どこまでも続く大草原を軽やかに駆けていく風のような人達に、私はずっと恋焦がれてきました。 それなのに、私が知っている自分はなかなか自由になり切れずにもがく日々。 トライ＆エラー＆エラーを繰り返してきた私を何とか這い上がらせてくれるのは、旅の経験と、「失敗？そんなの知らないよ、とりあえずやってみよう！なんとかなるから！」というモンゴル的思考です。 私が旅を、チャレンジを続けたいと思う理由のひとつは、自分の新しい可能性に気付くことができるから。 KANO LABOを見てくださった方の肩の力がふっと抜けて、見えない透明な枠から飛び出していけるような、そんな場所を作っていけたらと思います。