ゆるりアーユルヴェーダの旅 in Tagiru.

スリランカで見つけた自分を大好きになれる場所

vol.7 私にとってのアーユルヴェーダ

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「生き物としての感覚を取り戻す」

Tagiru.のホームページで目にした言葉です。

ここに来る前はピンとこなかった言葉だけれど、この言葉の本質に触れた今、生きることが程よく楽観的に、とても意識的になったと感じます。

私は「3度の飯より寝るのが好き」というぐらいグータラするのが大好きで、元々とてもナマケモノだと思います。
でもずっと寝ているのも面白くないし、足を動かし始めると色々とやりたいことが出てきて、「あ~楽しい!」→「あれ?ちょっとしんどい?」→「でももう少し頑張る・・・」と、最終的に勝手にガス欠していることがこれまで何度もありました。
外では何とか帳尻を合わせて感じ良く振舞おうとするので、ストレスが溜まり家で荒れる→しょうた(夫)に当たる(ほんとごめん)ということをやってきてしまいました。

私はきっとこれからもたくさん寝て、たくさんやりたいことをやって、時にガス欠を起こすこともあるかもしれないけれど、アーユルヴェーダの体験を経て「いつでもまっさらの自分に戻れる場所」を見つけることができました。

自分を信頼することができると、根拠のない、でも優しく力強い自信が湧いてくるんです。
あのときはしんどかったかもしれない。
でも今の私は大丈夫。これからの私も、きっと大丈夫。生きる。

直感的にそう思えた瞬間を、自分を、誇らしく思います。

私の今回の滞在は「お試しステイ」ということで1週間だけの滞在でしたが、たった1週間で自分の身体と心がこんなにも変わるなんて。
同時期にステイしていたヨーロッパのゲスト達はみんな2週間~1か月ほど滞在していたので、「もう帰るの!?早すぎるわよ!」と口々に言われました。
確かに、1週間でこんなに変わるなら、その先の景色を見てみたい。次に戻ってきたときは、絶対に長期滞在しようと心に決めて、大好きな場所と大好きな人達にお別れのハグをしました。

Tagiru.を後にして、スリランカでの仕事を終え、半年ぶりに日本へ帰国。

毎日人に会い、PCに向かい、トゥクトゥクではなく電車に揺られながら、5倍速くらいの体感速度で目まぐるしい日々を送っています。それでも息の詰まるような「忙しさ」や「慌ただしさ」ではなく、「今の私ができること、やるべきことをやっている、大丈夫」と、自分を俯瞰しながら動いていられるのは、Tagiru.での日々があったからです。

Tagiru.での時間を思い出す度に、胸の奥がじんわりと温かく、頭の中がスッと晴れるような感覚を覚えます。

いつでも「自分」に戻れる場所

過去の自分に「よく頑張ったね」と言えて、未来を描ける力をくれるもの

これが私の、アーユルヴェーダです。

– Tagiru. –
アーユルヴェーダ本格リトリートホテル
https://tagiru.com