旅先で出逢った2人が今度は一緒に旅に出た!
夫婦3年目・世界2人旅のキロク

Vol.6 サン・ミゲル・デ・アジェンデ
「世界遺産の街がデザインする公共図書館」

,

MEMO

・腹痛の後に食べたチキンとアボカドサンドウィッチ45ペソ(≒300円)

・サン・ミゲル・デ・アジェンデ公共図書館入場料無料

2022年6月8日

朝から2人してトイレ地獄にはまった。

夢の国にいるというのに、私達が繰り返すのはベッドとトイレを反復する過酷なバトンリレー。片方が懸命に戦いに臨む間、もう片方は必死に耐え凌ぐ。双方にとって分が悪いのは、この部屋に窓がないことだ。換気担当として扇風機・強度MAXを迎え入れ、3人体制でこの難所に立ち向かった。果たして2人旅とは、赤の他人同士である両者にとって強い絆となるのか、はたまた小さなささくれの連続となるのか。とりあえず今日のところは一致団結して山を乗り切ったので、街へ散策に出かける。腹を壊しても腹は減るもので、早速市場へ。

いつビッグウェーブが来るか気が気ではないので、いつになくお上品に食べ始める。
あぁ、美味しい。戦いを経て疲弊した五臓六腑に染み渡る濃いサルサソースとアボカドの甘み。

腹も心も満たされたところで、本日お目当ての公共図書館へ。メキシコシティのヴァズコンセロス図書館が素晴らしかったので、期待値が上がる。

噴水を中心に、本のセクション毎に小部屋が並ぶ。小さなドアをくぐれば左右、正面に本が並び、その静寂なパレードは奥に奥に続いていく。既知の世界とは無縁の、どこか独立した小宇宙に紛れ込んだような錯覚を起こしながらその瞬間を堪能する。本に囲まれる生活は良い。私を自由にしてくれる。

情熱溢れる天井画からもエネルギーをもらった。

私が図書館の余韻に浸っている頃、ショウタはと言うと、再三のビッグウェーブに呑み込まれ、内股になりながら必死にお尻の穴を押さえ宿へ戻っていった。

KANO LABOは2022年6月に世界2人旅に出発しました✈︎
スタート地点はメキシコ🇲🇽
旅の様子はInstagram(@kano_labo)でも日々更新中!
ご質問・感想・お仕事のご依頼はお気軽にご連絡下さい。
お問合せ▶︎▶︎▶︎CONTACT
👇こんなお仕事承ります👇
・デザイン(ロゴ、WEB、名刺制作)
・ライティング
・旅情報、エッセイ、コラム執筆
・講演 など

<1件のコメント

  1. kimihiko より:

    翔太さんかわいそう!